第1章

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2011年6月14日現在、Xcode 4 は、英語版のみが提供されています。
このコーナーでは Xcode 3.2.4 で書かれた「はじめての Objective-C」を Xcode 4.0.2 の環境で説明していこうと思っています。
Xcode 4.0.2 は有料です。Mac App Store を起動して「Xcode」で検索すると見つかります。日本円で600円、USドルで $4.99 です。必ず「Xcode」で検索してください。「Xcode4」と「4」をつけて検索すると違うアプリが検索されます。
なお、有料の Developer Program に登録されている場合は、ADC から無料でダウンロードできます。

1-2　開発環境の設定

p14　Xcode環境設定パネル: 「Welcome to Xcode」というパネルが表示されてXcodeが起動したら、メニュー・バーの「Xcode」メニューから「Preferences...」を選び、Xcode4の環境設定パネルを開きます。「Welcom to Xcode」パネルは自動的に閉じられます。

Xcode環境設定パネル

註：「適用」「キャンセル」「OK」ボタンはなくなりました。
p15　コード入力補助: 註：コード入力補助は、デフォルトでオンになっています。
p16　行番号を表示する: 説明：「Text Editing」タブを選び、さらに「Editing」タブを選びます。一番上の「Line numbers」にチェックを入れてください。また Default text encoding が Unicode (UTF-8) になっていることを確認してください。もしなっていなければ直してください。

Xcode環境設定 - テキスト設定
p16　コードの折り返しを許可する: 説明：「Text Editing」タブを選び、さらに「Indantation」タブを選びます。そして「Line wrrapping」にチェックをいれ、「Indent wrapped lines by」を 4 に設定してください。

Xcode環境設定 - インデント設定
p17　ドキュメント: 説明：ドキュメントは Xcode 4 を使用中に自動的に取得されます。その際に管理者パスワードを求める画面が表示されます。
環境選定パネルを見る場合は次の図のように「Documantation」を選んで下さい。

Xcode環境設定 - Documentation
p18　ドキュメントの表示: 説明：「Help」メニューの「Documentation and API Reference」を選びます。

Xcode環境設定 - Documentation

説明：現れたパネルで一番右の「Documentation」タブを選び、次に左側のサーチフィールドに知りたいクラス名などを入力します。そして現れた候補をクリックすると右ペインにリファレンスが現れます。註　：Xcode 3.x にあった「Xcode Quick Start」というパネルはなくなったみたいです。