Windows API Primer   開発環境

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開発環境

この Windows API Primer では、開発環境(処理系・コンパイラ)として、おもに MinGW を使おうと思います。テキストエディタはお好きな物を使ってください。 また、Visual Studio C++ についても適宜説明していきます。

MinGW

次のサイトから MingW-W64-buildsをダウンロードします。

Downloads [mingw-w64]

ダウンロードした mingw-w64-install.exe を実行します。Settings 画面が表示されたら次のように設定してください。

  1. Versionは、2020年1月24日時点では8.1が最新です
  2. Architectureは、32bit Windowsではi686を、64bit Windowsではx86_64を選びます
  3. Threadsは、posixが汎用で、それ以外はWindows専用です。私はposixにしています
  4. Exceptionは、sijiが汎用で、それ以外はWindows専用です。私はsijiにしています。
  5. Build revisionは0以外の選択肢はありません

インストールする場所は C:\mingw-w64 などにします。

インストール後、Windowsの環境変数に次のパスを追加してください。

32bit Windowsの場合
C:\mingw-w64\mingw32\bin
64bit Windowsの場合
C:\mingw-w64\mingw64\bin

Visual Studio

Visual Studioで、この Windows API Primerのサンプルコードを実行するには、 Win32の「Win32プロジェクト(Visual C++)」を選び、win32アプリケーションウィザードで「次へ」を選び、「空のプロジェクト」にチェックを入れて「完了」をクリックします。そして作成したプロジェクトに新しいソールファイルを「window.c」などのように拡張子を.cにして追加してください。

  1. Win32の空のプロジェクトを作る。
  2. 作成したプロジェクトに「window.c」のような拡張子が .c のソースファイルを追加する。

API

API (Application Programming Interface) は、システム(OS)が用意している、アプリケーションを作るための関数群です。
Windows 3.1までの16bitシステム用をwin16、Windows 95以降の32bitシステム用をwin32と区別して呼ぶこともあります。


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Posted: May. 31, 2020
Update: Jun. 03, 2020

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