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メッセージボックス
Windows API で GUI を一番簡単に表現する方法はメッセージボックスです。
messagebox.c
#include <windows.h>
int WINAPI WinMain(HINSTANCE hInstance,
HINSTANCE hPrevInstance,
LPSTR lpCmdLine,
int nCmdShow)
{
MessageBox(NULL, TEXT("こんにんちは"), TEXT("ご挨拶"), MB_OK);
return 0;
}
実行結果
コード説明
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MessageBox関数には次の4つの引数があります。
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第1引数に、メッセージボックスの親ウィンドを指定します。親ウィンドウがない場合はNULLを指定します。
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第2引数に、メッセージボックスに表示される本文を指定します。
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第3引数に、メッセージボックスのタイトルバーに表示される文字列を指定します。NULLを指定すると「エラー」という文字列がタイトルバーに表示されます。
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第4引数に、ボタンの種類とアイコンの種類を定数で指定します。複数を指定したい場合は | で区切ります。定数には次のようなものがあります。
- MB_OK
- OKボタンのみが表示されます。
- MB_YESNO
- 「はい」と「いいえ」ボタンが表示されます。
- MB_ICONEXCLAMATION
- びっくりマークアイコンが表示されます。
- MB_ICONINFORMATION
- 情報アイコンが表示されます。
- MB_ICONQUESTION
- 疑問符アイコンが表示されます。
- MB_ICONERROR
- エラーアイコンが表示されます。
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メッセージボックスが閉じられる時は、その押されたボタンを表す整数値が戻り値として返されます。
Posted: May. 31, 2020
Update: Jun. 03, 2020