4-2　Greetinng プロジェクト

p129　「Greeting」プロジェクトの作成

註：新規プロジェクト作成シートの2画面目で「Include Unit Tests」のチェックを外してください。本コーナーでは「Unit Tests」については説明しません。

11行目
新規プロジェウト・ウィンドウの保存シートで、名前や保存などを決めて「Create」ボタンを押すと、・・・以下、本書とおり・・・

p129　「Model」クラスの作成

[1]プロジェクト・ウィンドウ左ペインのから「Greeting」グループを選びます。そしてメニュー・バーの「File」メニューから、「New」→「New File...」を選んでください。

「New File...」を選択


[2]「Choose a template for your new file:」ウィンドウが現れたら、左ペインで「Mac OS X」カテゴリの「Cocoa」グループを選び、右ペインで「Objective-C class」を選びます、そして、ウィンドウ右下の「Next」ボタンをクリックしてください。

[3]次に表示されるウィンドウでは、「Subclass of」ポップアップメニューで「NSObject」を選び、再び「Next」ボタンをクリックします。

[追加項目」次の保存シートでは、「Save As:」テキストフィールドに「Model」と入力して「Save」ボタンをクリックします。

[4]「Greeting」グループに「Model.h」と「Model.m」が追加されます。そして右ペインには「Model.m」のコードが表示されます。左ペインで「Model.h」だけを選択してださい。

註：なお、[command] + [shift] + [E]で、エディタの拡大縮小するキーボードショートカットは Xcode 4 では、なくなりました。

P133　【コード説明】

＜1行目＞
Xcode 4 では、おそらく Foundation フレームワークのヘッダ・ファイルを読み込んでいると思いますが、ここの場合は Cocoa フレームワークでも Foundation フレームワークでも結果は同じです。「@private」という本書のコード例では登場しないものも書いてあるかもしれません。しかしこれもそのまま残しておきます。これも、このプロジェクトでは、削除しても残して結果は同じになります。

Model.h

#import <Foundation/Foundation.h>


@interface Model : NSObject {
@private
	NSString *greeting;
}
- (NSString*)greeting;
- (void)setGreeting:(NSString *)siring;

@end

P135　【コード説明】

註：Xcode 4 では、おそらく - (id)init メソッドと dealloc メソッドが最初から記述されているかもしれません。その場合には次のコード例のように、dealloc メソッドの次に本書に記載されたコードを記述してください。なお、メソッドをどの順番に記述しなければならないという決まりはありません。どの順番で記述してもプログラムに影響を与えることはありません。しかし混乱をふせぐために一応順番を決めます。

Model.m

#import "Model.h"

@implementation Model

- (id)init
{
    self = [super init];
    if (self) {
        // Initialization code here.
    }
    
    return self;
}

- (void)dealloc
{
    [super dealloc];
}

- (NSString *)greeting
{
	return greeting;
}

- (void)setGreeting:(NSString *)string
{
	greeting = string;
}

@end

第4章はまだ続きます。