2011年6月14日現在、Xcode 4 は、英語版のみが提供されています。
このコーナーでは Xcode 3.2.4 で書かれた「はじめての Objective-C」を Xcode 4.0.2 の環境で説明していこうと思っています。
Xcode 4.0.2 は有料です。Mac App Store を起動して「Xcode」で検索すると見つかります。
日本円で600円、USドルで $4.99 です。必ず「Xcode」で検索してください。「Xcode4」と「4」をつけて検索すると違うアプリが検索されます。
なお、有料の Developer Program に登録されている場合は、ADC から無料でダウンロードできます。
3-2 main()関数
2011/6/28 にアップした本ページを、本書に合わせるかたちで 2011/6/29 にすべて書き換えました。
p70 プログラムのスタート地点「main()関数」
-
p71【手順】ファイルの作成
[1]Xcodeを起動して、「File」メニュー →「New」→「New Workspace...」を選びます。
ここで「New Workspace...」の3つ上「New File...」を選択できれば、本書と同じになります。おそらく、将来のバージョンアップで「New File... 」が選択できるようになるでしょう。
[追加項目A]
次の保存シートでは「objc」フォルダのなかに、新しく「tools」フォルダを作成し、そのなかにワークスペースを保存してください。
[追加項目B]
「ワークスペース」ウィンドウが開きましたら、「File」メニュー →「New」→「New File...」を選びます。
[2]の作業手順は、日本語と英語の違いはありますが、それ以外は、本書とまったく同じです。
[3]次の保存シートでは、「Save As:」を「hello.c」にして、さきほど作成した「tools」フォルダに保存してください。
[4]ワークスペース・ウィンドウで「hello.c」のコードが表示されていることだろうと思います。
註:Xcode 4 では、#include "hello.h" という行も自動で生成されますが、この行は p73 のように #include <stdio.h> に書き換えます。
また、左ペインの「hello.h」も削除してもらって大丈夫です。実際にこのファイルにはコメント以外は何も書かれていません。
これで第3章を終わります。
|