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2011年6月14日現在、Xcode 4 は、英語版のみが提供されています。
このコーナーでは Xcode 3.2.4 で書かれた「はじめての Objective-C」を Xcode 4.0.2 の環境で説明していこうと思っています。
Xcode 4.0.2 は有料です。Mac App Store を起動して「Xcode」で検索すると見つかります。 日本円で600円、USドルで $4.99 です。必ず「Xcode」で検索してください。「Xcode4」と「4」をつけて検索すると違うアプリが検索されます。
なお、有料の Developer Program に登録されている場合は、ADC から無料でダウンロードできます。

2-3　超シンプルなWebブラウザ「MyBrowser」

p52　「My Browser」の作成

1画面目は「MyImage」のときと同じですが、2画面目は少し違います。

新規プロジェクトの作成1



2場面目のシートは、次のような設定にします。
Product Name
MyBrowser
Create Document-Based Application
チェックを入れる
Document Class
MyDocument
前項にチェックを入れると自動的に入力されます。もし入力されなければ「MyDocument」と入力してください
Include Unit Tests
チェックを外します。これは必須条件ではありませんが、本書では扱っていない Unit Tests (MyBrowserTests) クラスを作成しないようにします
新規プロジェクトの作成2



p53　「Framework」の追加

註：Xcode 4 では、プロジェクト・ウィンドウで「Frameworks」スマートフォルダを選択しても、右ペインに一覧は表示されません。しかしスマートフォルダを選択していれば追加したアイテムはそのフォルダに格納されます。したがってここでも「Frameworks」スマートフォルダを選択します。そして「File」メニューの「AddFiles to "MyBrowser"...」を選びます。

「File」→「AddFiles to "MyBrowser"...」を選択



Xcode 4 では、「WebKitフレームワークの追加」と「確認シートで再び「追加」をクリック」が一つのシートにまとまりました。





p55　ユーザー・インターフェイスの作成

註：「ユーザー・インターフェイスの作成」以降では、Xcode 4 で特に変更になった点はなく、本書をそのまま読んでいただけると思います。
　だた一つ注意するとすれば、p57で「Text Field」をライブラリから探しますが、その時に本書では「Library」→「Cocoa」→「Views & Cells」→「Inputs & Values」とたどっていくように書いています。しかし Xcode 4 では、このグループ分けが大幅に変更されています。検索フィールドで検索されることをおすすめします。



これで、第2章を終わります。

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