Mac OS 8.1 では、Java プログラミングをしようと思っていますので、 MRJ SDK(Mac OS Runtime for Java、Software Development Kit)をインストールしようと思います。バージョン 2.0.1 は Mac OS 8.1 で使える一番新しいバージョンです。とは言っても、リリースされたのが 1997年か1998年で、サポートされている Java のバージョンは、1.0.2 か 1.1.4 だと思われます。
では、次のリンクから、mrj-sdk-201.sit を mirror からダウンロードしてください。
MRJ SDK 2.0, 2.0.1 - Macintosh Garden
ダウンロードした mrj-sdk-201.sit を Basilisk2 フォルダに移動します。
.sit ファイルを解凍するには、Stuffit Expander が必要です。
次のリンクから、stuffitexpander_5_5.zip を mirror からダウンロードしてください。
StuffIt Expander 5.5 and DropStuff with EE 5.5 - Macintosh Garden
解凍されたフォルダから StuffitExpander_5_5.toast を Basilisk2 フォルダに移動します。
Basilisk Ⅱ が起動していたら、特別メニューからシステム終了を選んで終了してください。そして、Basilisk Ⅱ GUI を起動して、StuffitExpander_5_5.toast を Volumes に追加して、Basilisk Ⅱ をもう一度起動します。
マウントされた DropStuff/Expander (v5.5) を開いて、 Aladdin Expanderェ 5.5 Installer を起動してインストールします。
インストールが終わると、デスクトップに Stuffit Expander ェ というエイリアス(ショートカット)ができます。
Unix ボリュームを開いて、mrj-sdk-201.sit を Stuffit Expander ェ エイリアスにドラッグ&ドロップします。
Unix ボリュームに MRJ SDK 2.0.1 フォルダができますので、それを開いて MRJ SDK 2.0.1 をダブルクリックしてインストールします。
インストールが終わりましたら、macOS 8.1 ボリュームを開き、MRJ SDK 2.0.1 の中の Tools の中の JDK Tools の中の javac を選択して、ファイルメニューから「エイリアスを作る」を選びます。作られられたエイリアスはデスクトップなどへ移動しておきます。
同じく、MRJ SDK 2.0.1 の中の JBindery の中の JBindery を選択して、エイリアスを作ります。作られたエイリアスはデスクトップなどへ移動しておきます。
そして、アプリケーション の中の Simple Text を選択して、エイリアスを作り、デスクトップなどへ移動しておきます。
特別メニューからシステム終了を選び、Basilisk Ⅱ を終了します。 そして、Basilisk Ⅱ GUI を開き、StuffitExpander_5_5.toast を Remove します。
Remove できましたら、もう一度 Basilik Ⅱ を起動して、デスクトップを次の図のように整理しました。アイコンなどの位置を揃えるには表示メニューから「整頓する」を選びます。